家を建てるときに間取りを考える。絶対に押さえておきたい基本とは

家を建てる為に間取りを考えなければなりません。
細かいことは建築会社や設計士さんなどと相談して決めてもよいと思いますが、少なくとも間取りに関する基本だけはきちんと理解しておかなければなりません。
間取りを決めるのはあくまであなたが主役なのですから。

まず、間取りは家族構成によって全く異なるということをよく理解しておきましょう。
3人家族と5人家族では全く間取りは違います。
また、2世帯なんかの場合はもっと話が変わってきます。
今日は基本的な1世帯に限った話にしておきましょう。
例えば、両親とお子さん2人の4人家族であった場合を考えてみます。

家族全員が集まれるスペースを必ず作りましょう。
一般的にはリビングダイニングがそれにあたるでしょう。
食事は全員で食べられるスペースはもちろん、食後の団欒もゆっくりと過ごせるスペースを確保したいものです。
ここが、家族の一番のコミュニケーションスペースとなるのですから、出来るだけ広く確保したいものです。
お子さんにはひとり一部屋の子供部屋を用意してあげるのがベストです。
幼いうちはいいのですが、思春期などを迎えるとお子さんのプライバシーを守ってあげなくてはなりません。
そして、夫婦の寝室は必ず確保すること。
寝室と別に書斎でも設置する余裕があれば別ですが、落ち着いた空間で疲れをとるためには寝室は必須です。

・よくある間取りの失敗
よくある間取りの失敗例としては、配線の位置があります。
電気のスイッチが使いづらい場所にある・コンセントまでの距離が長いなど、1つ1つあげるとキリがありません。
配線の位置を確実なものにするには、生活導線が重要な意味を持ちます。
生活導線上に、コンセントや電気のスイッチがあるのが望ましいです。
収納場所も、失敗しやすい間取りです。
部屋を少しでも広くしたいがために収納場所を狭めてしまっては、収納スペースがなくなり、家の中がゴチャゴチャします。

・家は生活する場所です
そもそも家は、生活するための場所です。
間取りを決める時は、実際の生活を頭に思い受かべる必要があります。
だからこそいま一度、自分自身の生活スタイルについて思い返してみましょう。